| スペック | Itona Md76 |
|---|---|
| CPU | VIA Eden X2 U4200 1.2GHz (2C2T) |
| メモリ | DDR3 SO-DIMM 2GB |
| ストレージ | SATA ハーフスリム 16GB |
| OS | Windows Embedded POSReady 7 |
珍しくインド製のシンクライアント。世界の工場たる中国製がほとんどだが、VXL はインドのメーカーということもあってインド製のようだ。
lspci
(準備中)
CPU
- VIA Eden X2 U4200 1.2GHz (2C2T)
HP t510 と同じ Eden X2 U4200 だが、t510 が 1GHz のところ、本機は 1.2GHz で動作している。
/proc/cpuinfo
processor : 0
vendor_id : CentaurHauls
cpu family : 6
model : 15
model name : VIA Eden X2 U4200 @ 1.0+ GHz
stepping : 13
cpu MHz : 1200.042
cache size : 1024 KB
physical id : 0
siblings : 2
core id : 0
cpu cores : 2
apicid : 0
initial apicid : 0
fdiv_bug : no
f00f_bug : no
coma_bug : no
fpu : yes
fpu_exception : yes
cpuid level : 10
wp : yes
flags : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat clflush acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm syscall nx lm constant_tsc arch_perfmon rep_good cpuid pni monitor vmx est tm2 ssse3 cx16 xtpr sse4_1 popcnt rng rng_en ace ace_en ace2 phe phe_en pmm pmm_en lahf_lm tpr_shadow vnmi ida
bugs : cpu_meltdown spectre_v1 spectre_v2 spec_store_bypass l1tf mds swapgs itlb_multihit
bogomips : 2400.08
clflush size : 64
cache_alignment : 128
address sizes : 36 bits physical, 48 bits virtual
power management:
メモリ
- DDR3 SO-DIMM 1スロット
上限は 8GB。
ただ、512MB ばかり何かに使われているようだ。ビデオチップでもない。ビデオチップの消費メモリは BIOS の FB 割当で変更できるが、その割当とは別に 512MB 減っている。
ストレージ
- SATA ハーフスリム 1スロット
標準は 32GB。
私は M.2 2242 を SATA に変換する基板を使っている。この基板はサイズがほぼハーフスリムと同じであるため、ネジ止めできない点を除けば問題なく装着できる。
mSATA を SATA に変換する基板では、横のコンデンサーと干渉してしまい、装着できない。
普通の SATA ポートが2個マザーボード上にあるが、電源をどうとるか、HDD/SSD を筐体内にどう固定するかという問題が残る。
電源
AC アダプターは 19V 3.42A、プラグ外径 5.5mm 内径 2.5mm。
OS
一応 Windows Embedded POSReady 7 が入っているようなのだが、起動してもシェルが上がらない状態。まあ中古なのでしかたない。
Ctrl+Alt+Del からタスクマネージャーを開いて「新しいタスクの実行」で Explorer 等が実行できることは確認したが、いろいろサービスも動いていなかったりで実用に耐える状況ではない。
Windows 7 系の中では珍しく2021年4月時点でサポート切れになっていない Windows Embedded POSReady 7 だが、それでも2021年10月12日にサポート切れになっているなので、今更がんばって直すほどの価値はなさそう。