Google Chrome はインストール先が気持ち悪いので portable 版しか使っていない。 Windows における選択肢としては、こんなところになると思う。
- PortableAppZ の Chrome / Chromium / Iron
- ChromePlus
- Caschys Blog (Portable Programme カテゴリー) の Portable Google Chrome 3.0.195.20
この中で、PortableAppZ の Chromium がおもしろい。
Chromium の最新 snapshot のインストーラーという体裁をとっており、インストーラーを実行するたびにその時点での最新 snapshot がインストールされる。
標準の Chrome と違って、上書きでインストールしてくれるので、アップデートのたびにどんどんディスクを食っていくこともない。
ただ、snapshot であり、安定が確認されたバージョンが入ってくるわけではないので、時折えらく不安定になっていることもある。
ChromePlus は 1.2.2.0 から portable になった。
ランチャーで portable にさせているのではなく、元から portable に作ってあるので、アプリケーション・ショートカットを使っている人向けだと思う。
ChromePlus の特徴的な機能としては、IE Tab がついているのがおもしろい。Super drag は私にとってはうざいだけだった (のでオフにした)。マウスジェスチャーは私は元々使わないのでよくわからないが、精度の面で不満を持つ人が多いようだ。
ChromePlus はアップデートのたびにバージョンナンバーのディレクトリが掘られて、そこに新しいものが入ってくる。古いものは使われないようなので消そう。
併用
portable な Chromium と ChromePlus の併用について。
PortableAppZ のランチャーは本体の実行ファイル名で多重起動をチェックしているので、起動しようとした時点で ChromePlus の chrome.exe が動いていると、起動してくれない。
(これは PortableApps.com、winPenPack など、ランチャーで portable 化させるものに共通していえる)
解決策:
ChromePlus の chrome.exe を chromeplus.exe などにリネームしてしまえばいい。
リネームした chromeplus.exe で使っていると、アップデートの際にも新しいものが chromeplus.exe のファイル名で設置される。
(この部分 2009/10/06 追記)
なお Iron はそのあたりまったく気にせず併用できる :-)
最初からシークレットモードで起動する
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PortableAppZ のもの
一度実行すると、ランチャーがあるディレクトリに ini ファイルができているので、それを編集する。
と書かれているので、この false を true にしてやれば、次回からはシークレットモードで起動する。Incognito=false
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ChromePlus
実行時に–incognito
とつければシークレットモードで起動する。そのショートカットを作っておくと楽。 -
Caschys Blog のもの ランチャーが2個入っている。
- ChromeLoader.exe だと通常モード
- IncognitoChromeLoader.exe だとシークレットモード